この10年間、石油とゴムの正の相関関係が大きく崩れている理由

 天然ゴム市場の場合、プラチナとは違い、これまで見てきたとおり需給が崩れていることが相場の値位置を押し下げていることは明確であり、この状態が解消されないことには抜本的に市況が陽転すると考えるのは時期尚早だと見受けられる。しかも、この状況の中でタイ政府による保有在庫の売却の動きなどが重なってきていることで、尚更である。

 確かに、一部のマーケット・ウォッチャーらが相場の歴史的な安値を眺めて底入れしたと論じる向きがあるようだし、下げ過ぎによる自律反発の動きを否定するわけではない。しかし相場を形成する基となる部分が改善されないかぎり、下値リスクを排除することはしないほうがよいだろう。■

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