週刊石油展望

 NY原油は6月限に移行するなか、EIA原油在庫の増加が嫌気され、104ドルの節目を上抜けられず反落となっている。ウクライナ情勢の緊迫化は原油にとって強材料だが、米原油在庫が過去最高水準にあることが確認されたことによる米国内需給鈍化を背景に上値は重たい。今後も5月のドライブシーズンを控えて調整安が続く展開が予想される。また、ユーロ安ドル高の流れも下落材料として挙げられる。現在、ユーロ圏の景気回復に伴いユーロ高ドル安が進行しているが、ECBが追加緩和政策をほのめかすなどユーロ高に対するけん制の動きが見られることから1.38ドル半ばで上値が重たくなっている。これまでの上昇幅を考えると下落余地は十分にあるため注意が必要である。ドル円に関しては来週に日銀決定政策会合及びFOMCが予定されているが、日米の金融政策には変更はないとみられ、連休を控えていることから102円台でのもみ合いが続くと予想される。

NY原油チャート

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