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2014年マーケット展望

本邦では、アベノミクス相場の持続性が消費増税を経ても継続するのか、追加緩和策の有無と合わせて注目したい。戦前と同様、日本の孤立化の種が蒔かれ始めている感がある点も注意だ。2014年は第一次世界大戦の始まった100年前の1914年当時の状況に類似しているとの米英中メディアの指摘(今の米国は当時の英国に似て、大国ではあるが世界の安全を保証する力はない。今の日本は当時のフランスのように、衰えた覇権主義国家と同盟を結び、自国の地域力は衰退の一途をたどっている。そして、中国は当時のドイツに似ており、振興する経済力や、怒れる民族主義の高まり、急速に拡大する軍事力など一致する点は多い)もある。安倍晋三首相の靖国神社参拝に対しては、「失望」を表明した米国、「遺憾の念」を示したロシア、「慎重な外交」を求めた欧州連合(EU)など、中国・韓国以外の国からの反応も必ずしも好意的なものではない。中国が主張した防空識別圏・尖閣問題に関しても、日米の温度差は大きい。アベノミクスの象徴でもある安倍首相の健康リスクも足もとは全く織り込まれていない波乱要因。過去、米国の意向と反した政権・政治家は長続きしていない。TPP交渉の結果が米国の都合の良い内容とならなかった際や、オバマ大統領が北東アジアを歴訪する予定の4月前後、円高・もしくは行き過ぎた円安が政治的に圧力として利用されるリスクは高まるだろう。

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