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2014年マーケット展望

特に今年は政治的なファクターが強まりそうだ。主要国での政権交代で各国共に、自国優先主義・保護主義的な色彩が高まっていく流れが続いている。通貨安競争・自国主義・右傾化・TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に見られるような囲い込み合戦も本格化している。また、2014年は新興国の国政選挙が相次ぐ。反政府デモに揺れるタイに始まり、インドネシア、南アフリカ、インド、トルコ、ブラジルなど商品市況に縁の深い国々での国政選挙が控えている。いずれ国々も2013年は景気後退・減速感が高まっており、選挙結果如何では新興国へのマネーの流れが変わるリスクもあるだろう。
シェール革命により、米国が覇権を維持する時間が長引くとの見方もある一方、オバマ大統領がシリアへの攻撃に踏み切れなかった事で、戦争するにあたって議会の承認を求めた前例のない弱い大統領としてレイムダッグ化が進み、米国の指導力が後退、世界政治と安全保障体制が不安定となるとの指摘も多い。2013年9月10日の米国民に対するシリア問題についての演説で、オバマ大統領は「米国は世界の警察官ではない」と言い切っており、中間選挙の年である2014年も、米国の孤立主義とも言える内向きな姿勢は継続しそうだ。 
NY原油市場に関しては2014年展望レポートで『NY原油はこの数年、75ドル~115ドルのレンジが継続している。この水準は、2008年7月の史上最高値(147.27ドル)から2008年12月の32ドル台への暴落に対する38.2%戻し~61.8%戻しと、ほぼ重なるレンジだ。シェールガス革命により、中長期的な上値が抑えられやすい一方、シェールガス革命に伴い中東地区の不安定さが増すことによる地政学リスクや、景気回復に伴う需要増加が下値を支える構図となっている。代替エネルギーシフトのためには、原油価格が一定以上の高値であることも必要だ。~中略)上値も限定的だが下値も浅いと言うレンジ相場が継続しそうだ』とした。

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