売り叩けなければ反発も(NY金)

CFTC建玉明細で大口投機玉(ファンド玉)の動向を見ると、再び売り越しが増加しており、1200ドルを維持した場合の買い戻し圧力が高まりやすい地合いだが、その場合でも、12月10日高値~心理的節目1300ドルは上値抵抗として意識されそう。ドル高・株高トレンドは、調整を入れながら来年も継続見通しで、ドル建ての金に関しては上値が抑えられやすい地合いも継続。ただ、1200ドル水準が下値支持として意識されてくるようだと、これまでの下降トレンドが横ばいトレンドに変化して、保合いでの底値固めに移行する可能性はあるだろう。
反対に、1200ドルを割り込み、年初来安値も更新するようなら、1200ドル水準で逆張りで買い仕込んだ向きの投げも想定されるが、投げたら終いで、1200ドル割れの押し目を買い拾う動きが強くなりV字型での急落・急騰パターンとなるのではないか?「GFMS2013」によると、南アフリカの生産コスト(Total production cost)は1232ドル、世界全体の生産コスト(Total production cost)は1211ドルであり、1200ドルを割り込んで長く時間が経過すると、鉱山会社による生産減少の流れが加速すると思われ、安値での中国を始めとする新興国の需要の強さや、アジア地区の地政学リスクの高まり等を考慮すると、弱気筋の唱える1000ドル割れの大幅下落は足元では考え難い。また、円建ての金は、海外安を円安が相殺する格好となっており、4000円水準の下値支持感が高まっている状態だ。長らく円高で世界で最も弱かった円建ての金が、来年にかけては、世界で最も強い金(GOLD)になるかもしれない。

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