週刊石油展望

 国内市況、週前半は現物市況の軟化を受け原油に比べ製品が安く、クラックスプレッドも縮小傾向だったが、週後半では先限はファンドの手仕舞い売りなども見られ原油の下げ以上に下落した一方で、ガソリン・灯油とも12-2月限のクラックスプレッドはフラットからプラスと大きく崩れることなく推移している。現物市況は先週に引き続き買い手が少なく、台風による配船難や先物安、月内枠の消化売りなどによって、ガソリン・灯油とも軟化し、陸上では下値を探る展開となっている。

 米経済は緩やかに回復してはいるものの、9月の非農業部門雇用者数の増加幅が鈍るなど経済指標がさえない。また23日のEIA発表によると、米国の石油製品需要は18日終了週に減少しており、原油在庫も高水準にある。10/29-30日の日程で開催されるFOMCでは量的緩和縮小時期が先送りされるとの観測が強まっており、ドル安による割安感から原油が買われる可能性もあるが、ファンダメンタルズが弱い中で大きな上昇は見込みにくい。米経済指標や原油在庫の動向に注意する必要はあるが、高値圏では戻り売りが優勢か。

NY原油チャート

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