^
ページTOPへ

東京原油は臨機応変に、買い煽りを警戒

 米ゴールドマンサックスは26日、世界の石油需要の後退予測を明らかにしている。2019年の世界の石油需要は日量1憶バレルだったが、2020年3月はそれよりも1050万バレル、4月は1870万バレル減少するとしている。

 その一方、サウジに続いて、ロシアも4月からの原油輸出を10%以上、増加する計画が明らかにされている。依然として、サウジとUAE、ロシアとも4月からの原油増産計画を維持しており、4月になれば、世界の石油の需給バランスは一段と悪化することになる。

 米国の原油生産は減少しているが、小幅にとどまっており、米国での石油需要の減少幅の方が大きく、大規模な減産を実施しない限り、WTIの30ドルを試す動きは考えにくい。

 26日に行われたG20において、原油相場の安定が協議されるとの期待も挙がっていたが、結局のところ、協議されず、需給改善のメドは立っていない。

 世界的な景気下支えのための積極的な金融政策によって、ひとまず株価の下げは一服しており、株価の出直りが海外原油の支援材料となり、WTI期近5月限は20ドル台を維持している。しかし、4月からの実勢悪の影響で、海外原油の戻りは限られ、WTIで2ドル台が目先の戻り高値とみる。結局、狭いレンジで推移することになりそうだ。
 
WTI原油期近つなぎ月足
 

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

最新記事

 
 
 

関連記事