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原油は底入れからの押し目買いで対処

 11日の米EIA月報、12日のOPEC月報、そして13日のIEA月報のいずれも、2020年の世界の石油需要の鈍化もしくは下方修正を指摘している。世界第2位の石油消費国である中国の新型コロナウイルスによる経済活動の長期停滞の下、当然ながら石油需要の低迷は避けられないためとみられている。

 しかしながら、一連の弱気な月報をこなしながら、海外原油は上伸しており、中国リスクが解消したような戻りをみせた。

 その最大の主因は、NY石油製品の堅調地合いであり、それはNY株価の連日の最高値更新を受け、米国の石油需要の改善観測も後押しして、とりわけ、今後、需要拡大が期待されるNYガソリンの上昇が目立っている。NYガソリン期近3月限は12日には20日移動平均線を突破している。

 そのNY石油製品の出直りからWTI・ブレントとも戻りをみせ、WTIは50ドル割れでの下値固めの様相となっている。

 4日から6日までOPECプラスの合同専門委員会が開催されたが、日量60万バレルの追加減産を主張するサウジと、追加減産を拒むロシアとの対立の影響で、3月6日の会合の前倒しや協調減産の延長も先送りされる格好となった。しかし、市場の関心は一時的にとどまり、結果的に買い場提供となった。
 

 

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