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ゴムはすでに上げ幅の半値押し、果たして今後はどのような展開

 東京ゴムRSS3号先限は先週末(24日)に大きく崩れた。20日、21日の連続下落に続いて3度目の急落に見舞われた。

 キッカケは20日にSASAC(中国国有資産監督管理委員会)が国有企業に対し、海外のデリバティブ取引に管理を強化するように命じたことを嫌気したフシがある。SASACのウエブサイトによると、『国有企業が金融デリバティブ取引を利用出来るのはリスクヘッジを目的とする場合のみで、投機的な取引はいかなる形であれ禁止する』というものだ。この処置は、『海外のデリバティブ取引で不適切な管理が行われているケースが複数発覚したため規制を強化する』と伝え、上海ゴムが急落を余儀なくされたからだ。

 また、先週末24日の下落はあらたな材料が飛び出したわけではないが、『24日から中国は春節入りとなり、中国筋からの売買が減少した。そこを東京市場の弱気筋が売り叩いた形跡がある』(市場関係者)としている。

 要するに、これまでの上昇相場は海外のファンド買いが主役だったが、中国の春節入りをキッカケに買い気が後退、そのスキを狙って弱気筋の売り叩きに大きく値崩れしたということになる。

 さて、肝心な点は今後の相場をどう見るか、東京ゴムRSS3号先限の動きを見ると、昨年10月3日の154円30銭から今年1月17日の208円70銭までの上げ幅が54円40銭。

 その上げ幅の半値押しは約27円安の182円がらみ。すでに、24日の先限は181円80銭まで下げて、半値押しを達成したことになる。

 更に上げ幅54円40銭の3分の2押しは173円がらみとなるが、それが半値押しの180円がらみで下げ止まれば、そこから反転して再上昇の可能性もある。

 しかし、それが前述の3分の2押しの173円がらみまで下げたのでは、これは強気ファンドの投げを誘発することになりかねない。目先は短期間の大下げで強気筋の動揺も否定出来ず波乱を余儀なくされよう。

 東京ゴムRSS3号の日足を見ると、昨年6月7日の207円90銭と今年1月17日の208円70銭で“Wトップ”を形成しているのも嫌味。それでも春に向けての産地減産期による供給ひっ迫に期待をつなぎたいが…。
 
20200124上海ゴム月間足
 

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