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アラムコの上場を機に生まれた、新たな原油相場の上昇要因

原油(WTI先物)反落。主要株価指数の反落などで。61.00ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1,480.75ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。20年05月限は12,805元/トン付近で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。20年02月限は480.2元/バレル付近で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで546.85ドル(前日終値比2.05ドル縮小)、円建てで1,912円(前日終値比変わらず)。価格の関係はともに金>プラチナ。

東京市場は以下のとおり。(12月20日 19時42分頃 先限)
5,187円/g 白金 3,275円/g 原油 41,850円/kl
ゴム 193.9円/kg とうもろこし 24,410円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)
東京原油 1時間足

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「アラムコの上場を機に生まれた、新たな原油相場の上昇要因」

今回は「サウジアラムコの時価総額、2兆ドル割れ」として、以前の「アラムコ株、上場後8%上昇」で述べたサウジアラムコの株価について書きます。

サウジアラムコは12月11日(水)に、サウジの国内市場であるタダウル市場に上場しました。

上場当日は、制限値幅を超える上昇となり(10%高)大きな注目を集めました。

翌12日(木)、株価が37リヤルを明確に超えて、サウジアラムコの時価総額が2兆ドルを突破したと報じられた後は、17日(火)の午後(現地時間)、18日(水)、19日(木)と、株価は徐々に下落しました。

サウジアラムコの株価が下落することを好まない投資家や関係者はどのような心境でしょうか。そして、そのような投資家とは誰なのでしょうか。

売り出し時点と条件が変わらなければ、アラムコ株は、サウジの個人投資家と認められた一部の金融機関のみが売買できます。

アラムコ株の下落は、サウジ国内の投資家はもちろん、今後、(東京を含め)サウジ国外の証券市場で取引ができるようにし、その際に、手数料を得たいと考えている大手の金融機関も望まないことでしょう。

現在は、取引が始まって1週間程度しか経過していないため、IPO後の過熱感が残っているかもしれませんが、今後はやはり、石油会社である同社の株価は、原油相場の動向に影響を受けながら推移するとみられます。

その意味では、現在アラムコの株に関りがある、あるいはこれから関りを持とうとしている投資家や金融機関の多くは、原油相場の上昇を望むと考えられます。

このことは、アラムコの上場を機に、原油相場に新たな上昇要因が生まれたことを意味すると、筆者は考えています。

図:サウジアラムコの株価 単位:リヤル

出所:ブルームバーグのデータをもとに筆者作成

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