^
ページTOPへ

修正安の時間帯に入って戻り新値取りに時間がかかる!?

 東京ゴムRSS3号は12月13日の204円70銭で頭打ち、先週19日には192円70銭まで反落した。高値から12円安を演じたが、それ以前の上げ幅50円40銭(10月3日の154円30銭から12月13日の204円70銭)から比べると、上げ幅の4分の1ほどの下げであり、とりあえずは単なる修正安の範囲と見ておくべきだろう。

 前述の上げ幅50円40銭の3分の1押しは約17円安の188円見当だが、まあ、上げ幅から見て3分の1押しに当たる190円割れを演じても不思議ないものと思われる。もちろん、上げ幅の3分1押しの190円割れがあっても、やはり、修正安の範囲と受け取るべきで、ここでの追撃売りは控えるべきといえよう。

 というのも、今回の下げはテクニカルによるもの、つまり、修正安であり、ファンダメンタルズに大きな変化があったわけではないからだ。取組上の力関係も依然として強気有利であり、先限が190円を割ろうものなら、恐らく、強気勢力は力を入れて再度買い上げるものと予想され、この相場、さほど時間をかけずに反発へと転じるものと思われる。

 ただし、東京ゴムRSS3号先限の高値204円70銭(12月13日)、上海ゴムの中心限月の高値1万3,435元(12月13日)、シンガポールRSS3号期近の高値169.50セント(12月13日)の新値抜きに手間取ると、市場人気に変化が出る可能性もあり、注意が必要だ。

 たとえば、東京市場を例にとれば、強気筋が積極的に買い上げても200円大台を回復出来ない、あるいは、200円を突破しても戻り新値をなかなか抜けないとなると、強気勢力のなかで買い玉の手仕舞を急ごうとする投機筋が増えて買い気が後退する一方で、これをチャンスと弱気筋が売り攻勢をかけて来る可能性もある。その意味では売買双方のせめぎあいがあるかどうか見守る必要がありそうだ。

 とはいえ、もし、こうした予想に反して大きく切り返し、さほど時間をかけずに戻り新値を取る相場展開があれば、それは逆わずに追随買いすべきであろう。

 こうしたなかで気になるのは、シンガポール相場が170セントに肉迫しながらも、それを達成出来なかった点だ。これを裏返すと、恐らく、170セント近辺は天然ゴム生産者にとっては『にくくない価格』ともいえそうで、生産量の増える価格水準の一方で、東京ゴムRSS3号の200円大台乗せが、タイ産地から新たな荷を呼ぶ水準圏内に入っているとすれば、そう簡単に戻り新値を取れるかどうか疑問でならない。来年1月はタイでは天然ゴムの生産最盛期、いわゆる増産期にあたる点も懸念材料だ。
 
東京ゴム週間足
 

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

最新記事

 
 
 

関連記事