海外原油は200日移動平均線を試す堅調地合いを維持へ

 12月5日にOPEC総会(通常総会)、6日にはOPECプラス(OPECと一部のOPEC非加盟国)の閣僚級会合が予定されている。それを前にして、OPEC事務局長の発言は10月に入って多くみられ、それが原油相場の基調を強気に転換したとみられている。6日の会合で、2020年への協調減産延長と、現在の減産幅の拡大が協議されるとの見通しを示しているが、ニュアンス的にはその方向性で動きとしている。

 ここにきて、世界の石油需要の鈍化が指摘されており、ゴールドマンサックスも下方修正している。本来であれば売り材料といえるが、産油国の減産の口実になるということで、ここにきては需要鈍化も支援材料となっている。

 12月の総会やその後の閣僚級会合までまだまだ時間があるものの、原油相場の足取りが軽くなっており、24日にはWTI期近12月限で56ドル台半ばまで上伸している。

 チャート上では200日移動平均線が上値目標になりそうだ。9月半ばの原油の急伸を除くと、夏場以降、WTIは200日移動平均線を嵩にした展開をみせている。しかし、短期間ながら200日移動平均線を上抜いており、今回もひとまず200日移動平均線を試す戻りが期待される。
 
WTII期近12月限日足と200日移動平均線
 

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