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9月末の政府保有金の動き

 NY金価格が下落し、1500ドルを割り込んだ。私としては予想通りのことであり、私の予想を生かして先物の売りを実現した人が一人でもいることを期待している。

 金価格が上昇したのは今年6月からであり、東京金価格で言えば、5月29日の4487円から9月5日の5304円まで、約3ヵ月かけて+817円の値上がりである。

 6月頃に金価格がこれほど上がると思っていた人は少ないと思う。ことに8月1日のトランプ大統領による中国に対する追加関税をかけるという発言からNY金価格は大きく上昇した。

 6月より7月の金価格が高くなっているのは、パウェルFRB議長がそれまでの利上げ方針を180度転換して利下げを表明したためであるが、急騰は8月1日のトランプ発言からだった。ということは米中貿易協議が今後進展すれば金価格は下落すると想像できる。

 9月5日前後に5300円台で金を一枚売っていれば、本日の5096円まで▲204円の値下がりであり、一枚当たり約20万円の利益が出ていた。証拠金の約二倍である。値上がるまでには3ヵ月かかるが、値下がりは数日で成就する。

 今後もトランプ大統領と習近平国家主席次第では貿易協議が妥結して株高ドル高になり金安になる可能性は高い。これからでも金売りは遅くないと思う。

 中長期の金価格の味方は『マイナス金利』である。大口預金に対する手数料が欧米で一般化すれば、大口預金者は資金をおろす必要がある。その一部は金を買いに来ると思われる。

 また、中東における地政学的リスクは未だ終わったわけではない。戦争の予感はしないが、何等かの事変が起きる可能性は無いとは言えない。そうしたことは金価格が再び上昇する契機を与えるだろう。

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