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ガソリン価格が大きく値上がりすることはないだろう

 毎週、資源エネルギー庁がまとめ発表しているガソリンのレギュラー小売価格の全国平均は、9月17日時点で1リットル当り142.9円となり前週から0.1円下げた。値下がりは8週連続で7カ月ぶりの安値をつけた。

 また全日空と日本航空は10月1日分から国際線貨物の燃油サーチャージ額を値下げする。9月末までの徴収分から適用条件表で1段階分値下げされる。これに伴い、10月からの路線別の燃油サーチャージ額は、北米や欧州などの遠距離路線が1kgあたり18円、アジア遠距離路線が9円、香港、中国、フィリピン、台湾、韓国、グアムのアジア近距離路線が9円となることが決定している。

 しかし原油価格の高騰の影響により、近く、ガソリン価格、航空機燃料価格の下落に歯止めがかかるのは必至の情勢。ガソリン価格に関しては、早ければ24日現在の価格か翌週前後から値上がりに転じる可能性がある。

 背景にはサウジアラビア東部で14日に石油施設2カ所が攻撃されたことにより生産が停止、原油供給への不安が広がったことに伴う国際原油価格の上昇がある。攻撃が行われた翌週初めの16日にNY原油期近は1バレル当り8ドルを超える上昇となり、また北海ブレントも同様に8ドルを超える急騰となり一時70ドルを突破した。

 ただし今回のサウジの石油施設攻撃の影響による供給不安は底流しているものの、備蓄石油を放出することで不足分が担保されたため、当初懸念されていたような事態には至らず、原油市場は落ち着きを取り戻しているため、値上がりしたとしても上昇幅は限られた範囲にとどまりそうだ。

 参考までに東京ガソリン先限は、9月17日時点で一時5万2800円まで上昇し、約2カ月ぶりの高値をつけるとともに8月8日時点の4万4930円を起点に最大7870円、18%の上昇率を記録した。
 

 

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