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9月も金の強調地合いは続く

 米中の貿易摩擦のリスクが一層拡大する中、NY金は8月26日に1565.0ドルの高値を付けるなど、強調地合いを継続している。

 9月1日には米中両国とも追加関税を実施する予定で、それを回避する動きはみられず、現時点では予定通り、発動される見通しである。9月上旬の米中の閣僚級の協議が実施されることが明らかにされ、楽観ムードからNY株式市場が29日にかけて急伸し、それを受け、NY金は1530ドル割れを演じる場面もみせた。

 しかし、米中の貿易摩擦のリスクが解消した訳でもなく、改めて9月1日からの追加関税実施を受け、9月に入ってNY金は改めて上昇すると考えられる。

 ここにきて、金の急騰を好材料にして銀も大きく買い進まれ、期近ベースで2017年4月以来の高値水準まで急伸している。欧米では銀も金同様、安全資産としてよく利用されており、銀貨などの購買意欲も旺盛である。金に比べて割安だけに、銀が狙い撃ちにあったとみられるが、それだけ資金の逃避先として金や銀が注目されている。

 SPDRの金ETFの急増も目立つ。8月29日には前日比2.05トンの減少となったが、27日には同13.49トン、28日には9.09トンと急増していた。29日現在の金ETF残は880.36トンで、8月に入って56.94トン、6.9%も増加している。7月の増加率は3.7%だけに、8月の急増が目立つ。それだけ、リスクの逃避先として金の役割が増していることを意味している。
 
東京金先限日足
 

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