金価格は反落するかもしれない

 NY金価格は日本が連休中も上昇し、12日は1517.2ドルとなっている。そろそろ反落してもおかしくない。

 NY金価格は8月1日、トランプ大統領による中国からの輸入品目3000億ドル相当に10%の輸入関税をかけるという第4弾の関税引き上げ公表を受けて、世界の景気は低迷するとの見方から、株価が下落し、安全資産が買われた。

 DOW平均株価は7月31日から8月12日までの間に▲3.6%下落し、英国FTSE株価は▲4.7%、ドイツDAX株価は▲4.2%、日経平均株価は▲3.9%、フランスCAC株価は▲3.8%、上海B株は▲6.7%、ロシアロイター株価は▲4.8%、香港ハンセン指数は▲7.0%、シンガポールFTSE株価は▲6.1%等世界各国の株価の多くが沈んでいる。

 詳細は株式会社コモディティーインテリジェンスの本日発行の『週刊ゴールド』にデータやグラフが載せてありここでは割愛するが、こうした株価の下落に対して、安全資産と言われる日本円、スイスフラン、そして金や米国債が買われている。

 ドルはこの間下落し、代わりにユーロが高くなっている。7月末から8月12日までの間に日本円は+3.2%円高となり、スイスフランは+2.5%高、ユーロドルは+1.3%高、10年物米国債金利は2.021%から1.640%に低下し、それだけ米国債が売れていることを示している。

 なおドルインデックスは▲1.1%である。その中で金価格は+5.6%上昇した。金価格がそろそろ反落する頃であると思うのは、8月6日までのNY金に対するファンドの取組高が過去最大の111万枚となり、ネット買い残が2016年7月6日の+34万7,745枚に次ぐ34万6,623枚となったためである。

 ファンドの建玉は、過去最高を記録するとその後売り閉じられることが多い。今すぐかどうかはわからないが、買われ過ぎの状態であるのは間違いないだろう。金価格は短期的には反落すると思う。
 

 

 

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