ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は約30~40トン。7月4日の価格はキロあたり51.66~56.49バーツ、RSS3号タイ主要港8月積価格は200.0~202.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、6月20日現在14,128トン(前旬比53トン増)。
6月中旬の入出庫は入庫772トン、出庫719トン。

◆展開予想

 今週の東京ゴムは、米中が貿易問題で一時休戦合意、追加関税が保留されたことで株高・円安となり、ゴム市場も追随する形で上昇となった。しかし、産地では集荷量が増加傾向で価格も反転下落しつつあることから上値は重く、2、3日の東京市場では9月、10月限にまとまった売りが入ると急落、ストップロスも巻き込みながら期近限月以外は10-20円程急落、先限も180円台前半まで売り込まれた。一方で上海ゴムは下落となったものの下げ幅は限定的で安値圏でのもみ合い商状、東京ゴムの下落により東京市場の“割高”修正局面となった。

 7月5日正午過ぎ現在RSS先限は183.0円前後、TSR先限は151.6円前後の取引。週の高値はRSS197.0円/TSR157.0円、週の安値はRSS180.3円/TSR151.6円。

 東京ゴムは期近3限月が渡し荷物の“不足感”により概ね値位置を維持する一方、10月限以降は一代安値水準であり、目先は逆鞘の継続と先限中心に上値は重いだろう。産地でも集荷は順調で、シンガポール市場も下落基調だ。ただ、上海ゴムは指定倉庫が減少、限月間の順鞘幅も縮小している。上海ゴムが底打ちを確認できれば、東京市場の反転も近いと言えるだろう。逆鞘環境である限りは押し目買いの見方を維持しつつ、価格変動幅が拡大している現状を踏まえ、慎重に押し目買いを検討したい。先限のレンジは176.0~194.0円を予想する。
 
東京ゴム日足チャート
 

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