減産に参加するOPEC11カ国の原油生産量

原油(WTI先物)反落。米原油生産量が週次ベースで増加したことなどで。56.73ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1416.75ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)横ばい。9月限は11260元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。8月限は430.4元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで575.5ドル(前日比1.9ドル縮小)、円建てで1971円(前日比5円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。

東京市場は以下のとおり。(7月4日16時40分頃 先限)
4886円/g 白金 2915円/g 原油 39900円/kl
ゴム 182.4円/kg とうもろこし 25160円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「減産に参加するOPEC11カ国の原油生産量」

今回は「減産に参加するOPEC11カ国の原油生産量」として、OPECプラス24カ国のうち、OPEC14カ国、その中でも減産に参加する11カ国の原油生産量について確認します。

以下のグラフは、OPECの中でも減産に参加しているサウジ、イラク、クウェート、UAE、アルジェリア、ナイジェリア、ガボン、コンゴ共和国、赤道ギニア、アンゴラ、エクアドルの11カ国の原油生産量の合計を示しています。

原則2018年10月を基準に11カ国で81万3000バレルを削減する現行の削減幅のルールは2018年12月の総会で決定し、2019年1月から始まりました。

そして先日7月2日・3日の一連の会合で、削減幅のルール変更はなく、減産の実施期間が2020年3月まで延長することが決定しました。

海外メディアのデータによれば、2019年6月の11カ国の原油生産量の合計は、日量2580万バレルでした。

同月の減産順守率(100%を上回ると減産順守となる目安)は121.8%と推定され、削減目標の1.2倍超の減産を実施していることになります。

日量およそ99万バレル、余分に減産をしているということです。

一連の会合が終わり、今後焦点になるのは、減産は守りさえすればよい、あるいは、できるだけ多く削減した方がよい、減産参加国がどちらのスタンスをとるのか?ということだと筆者は考えています。

現状、11カ国は6月に比べて日量99万バレル生産量を増やすという“限定的な増産”を実施しても、減産順守状態を維持しているとアナウンスでき、このアナウンスが原油相場の上昇要因になる可能性があります。

OPEC11カ国が、減産を順守しているという体(てい)をとるだけなのか? 減産実施の大義名分である過剰在庫の削減に本気で取り組むのかに、注目したいと思います。

図:減産に参加するOPEC11カ国の原油生産量 単位:千バレル/日量
減産に参加するOPEC11カ国の原油生産量

出所:海外メディアのデータをもとに筆者作成

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