トウモロコシの7月は大相場の予感!?

 米独立記念日前にシカゴトウモロコシは急伸し、新穀12月限は4.40ドル台を回復している。6月28日に米農務省が発表した作付面積が、かなり弱い内容だったこともあり、発表後のシカゴトウモロコシは大幅安を強いられ、新穀12月限は4.68ドルの高値から4.2050ドルまで一気に急落した。その下落幅の半値戻りに近い出直りをみせたが、それだけ米独立記念日以降のシカゴトウモロコシに対する期待の表れともいえる。

 2010年以降、米独立記念日の今回のような急伸をみせたのが2012年である。20セントも急伸し、米独立記念日明けには30セントもさらに上昇、結果的に月末にかけて強調地合いを継続したが、天候リスクが再燃したためである。

 また、6月の作付面積を嫌気して2011年には今年同様、発表後に大幅安を強いられたが、米独立記念日明けに天候リスクを買う動きから一段と上昇し、発表後の安値から1ドルも上昇している。

 今回の急伸の要因として、米農務省が発表した9170万エーカーの作付面積に懐疑的な見方が高まったためともいえる。今回発表された数字は、6月初旬に調査・集計したものだが、作付が大幅に遅れていたこともあり、生産者の多くが今後作付する見込みを、楽観的な水準で回答したと考えられる。7月からの農家支援策の給付を受けるには、作付することが絶対条件であるため。しかし、その後も悪天候が続いたため、かなり断念したとみられるが、より実態に沿った作付面積が発表されるのは、8月の第一回生産高予想のタイミングとみる。
 
CBOTトウモロコ期近12月限日足と20日移動平均線
CBOTトウモロコ期近12月限日足と20日移動平均線
 

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