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2019年6月のOPEC11の原油生産量は前月比やや減少

原油(WTI先物)上昇。OPEC総会で減産延長で合意する期待が高まっていることなどで。60.16ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの上昇などで。1389.0ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。9月限は11410元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。8月限は451.6元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで550.3ドル(前日比22.4ドル縮小)、円建てで1892円(始値比2円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。

東京市場は以下のとおり。(7月1日16時30分過ぎ 先限)
4808円/g 白金 2916円/g 原油 42190円/kl
ゴム 195.5円/kg とうもろこし 24650円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)
東京原油 1時間足

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「2019年6月のOPEC11の原油生産量は前月比やや減少」

今回は「2019年6月のOPEC11の原油生産量は前月比やや減少」として、先日海外メディアが公表した6月のOPEC各国の原油生産量のデータから、OPEC加盟国の中で減産に参加しているサウジやイラク、UAEなどの11カ国の原油生産量の合計に注目します。

協調減産が、昨年12月のOPEC総会で合意した新ルールではじまったのは2019年1月でした。

その頃、グラフからわかる通り、11カ国は大きく原油生産量を減少させていました。減産を順守するために生産量を減少させていたのです。

生産量の削減により、徐々に減産順守率は引き上がっていきました。

IEA(国際エネルギー機関)の統計によれば、OPEC11カ国の減産順守率は、2019年1月と2月は減産順守の目安である100%を上回ることができませんでした。

しかしその後は、3月153%、4月131%、5月133%と3カ月連続で減産順守となりました。

減産順守率が133%ということは、昨年12月に合意した削減幅の1.33倍の量を削減していることを意味します。

以下のグラフのとおり、11カ国の2019年6月の原油生産量は日量2580万バレルと、5月の日量2582万バレルから少し少ない水準です。

つまり、6月の減産順守率は5月よりも高かったと考えられます。

昨年5月の減産順守率は158%、6月は120%でした(IEAのデータより。当時はOPEC12カ国)。

このような高水準の減産順守率を利用し、昨年6月の総会で減産をしながら限定的に増産をすることで合意することができたとみられます。

その意味では、今年も高い減産順守率を根拠に昨年同様の内容で合意する可能性があります。

日本時間の今晩深夜にはOPEC総会が終わり、大まかな内容が判明しているとみられ、明日の夜にはOPECプラス全体として、何らかの合意内容が報じられていると考えられます。

図:OPEC11の原油生産量 単位:千バレル/日量
OPEC11の原油生産量

出所:海外メディアのデータをもとに筆者作成

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