今週は修正安の時間帯か

 東京ゴムRSS3号は先週、当限(6月限)が240円台に達し、先限(11月限)との逆ザヤ幅がついに40円弱に拡大した。当限の反発力が強い半面、先限が200円大台を割るなど弱含みで、それが逆ザヤを拡大させた格好だ。

 ただ、目先的には大幅に上昇した一方で、期近がタイRSS3号の輸入採算(約230円)を上回ったこと、為替の円高もあって先週末は反落、今週の28~29日のG20による米中首脳会議の行方も気になり始めて商いを見送る向きもあり、相場は頭重い動きへと変化している。

 上海市場の弱含みも警戒する一因になっているのかも知れないが、最近の相場は押目らしい押目もなかっただけに、『ここは修正安がほしいところ』(市場関係者)の声が妥当かも知れない。

 さて、今週のポイントは何といっても、24日(月)の当限納会がどうなるか。20日現在の当限取組高は314枚と少なく、5月限納会のように、市場外取引がなければ300枚ほどの受け渡しで納会ということになるが、問題は高納会するか、それとも安納会するかで、超目先の市場人気に変化を生じると見られ、目を離せない。

 こうしたなかで、渡物を強気筋が一手に受け切ってしまうと、7月限以降の渡物が少なくなる可能性もあるので注意が必要だ。

 もう一つの注目点は先週18日に9月限が吹き上げたこと。取組が450枚も増えたことは、あらたな新規買いが入ったことを裏付けるもので、強気筋が6,7,8月限だけでなく、9月限にも戦線を延長したと見る向きも少なくない。とすると、引き続き強気ペースの相場が続くと見るべきか。

 更にもう一つの注目点は28、29日の大阪で開催されるG20を契機に、米中首脳会談が開かれること。最終合意が無理にしても、両首脳の話し合いで、“継続審議”とすることは可能で、米中貿易戦争を軟着陸させるものと思われ、どちらかといえば株価にはプラスに働くものと見られる。まさか、“モノわかれ”はあるまい。もちろん“最終合意”すれば大きなプラス材料だが、サプライズもなかろう。

 いずれにしても、東京ゴムRSS3号先限は3月28日の180円20銭から6月7日の207円90銭まで、28円弱上昇して2ヵ月以上を経過しており、今週は修正安の時間帯と予想するが…。
 
東京ゴムRSS週足チャート
 

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