トウモロコシは大相場へ!!

 米農務省が需給報告で発表した2019年度の米国トウモロコシのイールド予想は極めて強い内容で、その後のシカゴトウモロコシは連日の大幅高を演じ、13日に期近7月限は4.40ドル台に急伸、5月29日の4.38ドルの高値を更新している。

 需給報告前に米農務省が発表した9日時点の作柄状況で、全米平均の優と良の合計が59%で、事前予想平均の52%を大きく上回り、これをベースにして算出された、平年を100とする作況指数は99。つまり、ほぼ平年並を示す内容となった。作付が過去、経験したことがないほど、遅れているにもかかわらず、意外に良好な作柄が示されたことで、需給報告で示されるイールド予想の下方修正も限定的とみる向きが多かった。

 実際に発表されたイールド予想は166.0ブッシェルで、前月予想の176.0ブッシェル、事前予想下限の169.0ブッシェルを下回る、かなり強気のサプライズの発表となった。

 現時点の作柄状況の評価基準は、発芽するかどうかであり、作付したトウモロコシは、無事に発芽したため、良好な作柄が示されることになり、作付遅れによる将来的なダメージを考慮する発表にはなっていない。

 一方、米農務省の強気のイールド予想は、作柄遅れによる将来的なダメージを考慮した内容で、市場はこのサプライズの発表を支援材料にして、ファンドが再び積極買いをみせている。
 
CBOTトウモロコシ期近7月限日足と20日移動平均線
 

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