ホルムズ海峡で日本の関連貨物船が攻撃を受ける

原油(WTI先物)上昇。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃の報道などで。52.52ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1338.95ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。9月限は12260元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。7月限は427.7元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで525.3ドル(前日比1.0ドル縮小)、円建てで1789円(前日比4円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。

東京市場は以下のとおり。(6月13日18時30分頃 先限)
4645円/g 白金 2856円/g 原油 38940円/kl
ゴム 204.8円/kg とうもろこし 25530円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「ホルムズ海峡で日本の関連貨物船が攻撃を受ける」

先程、ホルムズ海峡付近で、日本関連の貨物船が魚雷による攻撃を受けたと報じられました。

船体損傷、沈没の危険なし、とのことで、米国海軍の第5艦隊が救難信号を受信し、救援活動を行っているとのことです。

以下の図のとおり、筆者の推定では世界の石油輸出量のおよそ35%がこの海峡を通過しています(2017年)。

世界の石油流通の大動脈であるホルムズ海峡で事件が起きたことを受け、供給減少懸念から、原油相場は上昇しています。

(この件を受け、世耕経産相は、日本へのエネルギー供給にまったく問題は生じていない、としています)

この件で筆者が考える留意すべき点は、安倍首相が現在、米国とイランの間を取り持つことを目的の一つとしてイランを訪問していることです。

その安倍首相の目の前で日本関連の船が攻撃を受けたとなると、さまざまな思惑が生じます。

もし仮に、この攻撃がイランによるものだとすれば、イランは、米国と親密な国の元首である安倍首相を人質のような形にして、米国に対し、これ以上制裁を強めたり継続したりした場合、(米国と)同盟国にさらに危害を加える、という非常に強い警告を発したともとれます。

もしそうだとすれば、日本はイランの外交カードになった、そしてイランは、外交関係があった日本を外交カードにしなければならないくらい米国の制裁に苦しんでいる、と言えます。

ホルムズ海峡封鎖などとなれば、OPECプラスの政策にも影響が出てきます。

まずは冷静に、情勢を見守りたいと思います。

図:ホルムズ海峡を通過して輸出される石油のシェア(2017年 筆者推計)

出所:UNCTADデータをもとに筆者推計

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