2018年の石油製品の輸出量、米国がNo1を維持

原油(WTI先物)反発。米原油在庫増加による大幅下落・51ドルの節目割れからの自律反発などで。51.86ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1340.75ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)上昇。9月限は12235元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。7月限は416.2元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで532.8ドル(前日比2.0ドル拡大)、円建てで1809円(前日比11円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。

東京市場は以下のとおり。(6月6日17時20分頃 先限)
4639円/g 白金 2830円/g 原油 37590円/kl
ゴム 203.1円/kg とうもろこし 24980円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「2018年の石油製品の輸出量、米国がNo1を維持」

前回、「メキシコ湾の原油生産量が増加傾向にあった」として、米エネルギー省(EIA)が5月31日に公表した月次データから、メキシコ湾の原油生産量ついて注目しました。

今回は、6月3日にOPECが公表した年次統計から、各国の石油製品の輸出量について注目します。

石油製品の輸出量は原油の輸出量と異なります。製油所で原油を精製して作られたガソリンやジェット燃料などの輸出量です。(ここでは各石油製品の輸出量の合計)

以下は上位6カ国(2018年時点)の、石油製品の輸出量の推移です。

2018年、米国は日量558万バレルで、2位のロシア(日量250万バレル)の2倍以上となり世界No1を維持しました。

米国の石油製品の輸出量が2010年ごろから急激に増加し始はじめたのは、シェール革命が要因だと考えられます。

また、サウジですが、2018年に日量197万バレルとなり、シンガポール(日量177万バレル)を抜き、3位になりました。

減産を実施する中で、石油製品の原料となる原油の輸出量を減少させ、国の収入が減少したため、代わりに原油の減産に影響をおよぼさない、自国で精製した石油製品の輸出を増やしたと考えられます。

オランダはロシアを含んだ主要産油国から原油を輸入し精製して輸出している国です。原油の輸入、精製、石油製品の輸出、各工程を大規模に行うことができるインフラが整っています。

中国の石油製品の輸出量は2018年、同国として2000年以降の最高となりました。2018年春に上海原油先物取引が始まったことで、受渡し量を増加させるため、対象原油である中東産の原油を増加させて(その代り米国産原油の輸入を減少させ)、自国で精製をし、石油製品の輸出量を増加させているとみられます。

石油製品の輸出量のデータには、各国のさまざまな事情が色濃く出ていると感じます。

図:各国の石油製品の輸出量 単位:千バレル/日量

出所:OPECのデータをもとに筆者作成

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