金は中性子星の衝突によってできたという説

 コロンビア大学のSzbolcs Marka氏とフロリダ大学のImara Bartos氏が共同で発表した研究論文によれば、地球上にあるいくつかの金属は二つの中性子星が衝突した時にできたと考えられるという。

 300パーセク(パーセクとは、距離を表す計量単位であり、約 3.085 677 581 × 1016 m(約3.26光年)である)離れた二つの中性子星は、約46億年前互いに衝突した。それは太陽系ができる8千万年前の出来事だったという。(太陽系は今から45億7,100万年前にできたと考えられている)

 300パーセクとは約1000光年のことで、ちなみに銀河の直径は10万光年である。この中性子星の衝突から飛んできた破片が太陽系に取り込まれたという。地球の岩石の約0.3%を構成する金やプラチナ、ウラニウム等の重い金属は、この中性子星の衝突により生じた破片から生成されているという。

 金は価値があると思われているが、その理由の一つは採掘が難しいことにある。地球内部の金鉱石を探り出し、およそ860キロの金鉱石から採れる金塊は30グラムに過ぎない。金鉱石の採掘には特殊な機械を要し、南アフリカの小規模鉱山では金を水銀に溶かしてアマルガム合金にする方法が取られているが、人体に有害な採掘方法である。米国やチリ等では銅鉱山から金を分離している。銅鉱石と金鉱石を精錬すると、まず最初に銅が分離し、更に溶解すると銀が分離し、最後に金が残る。銅鉱山は金鉱山でもある。
 

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