週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比2.73ドル安の62.12ドル、ブレント原油は3.32ドル安の70.80ドルとなった。

 本邦大型連休中は大幅に下落する動きとなった。材料としてはトランプ大統領による対OPEC増産要請発言や米国の産油量が過去最高を更新したことがあげられる。連休最終日にはトランプ大統領が米中貿易交渉の進捗が芳しくないことから5/10より関税を引き上げるとのコメントによりリスク回避的な動きが波及する格好で下げ幅を拡大したが、米国が中東に空母を派遣するなどイランを巡る地政学リスクの高まりにより安値を消した。

 連休明けの市場は概ね軟調な動きを引き継ぎつつも、短期的な行き過ぎ感や原油在庫の減少などから下攻めは控えられ、安値圏での持合い推移となった。7日には米中貿易交渉に対する警戒感から売りが優勢となるが、8日はEIA統計にて原油及び製品在庫の減少が確認され反発局面となり行って来いとなる。9日には翌日に対中関税引き上げを控え石油需要減少懸念から売りが優勢ではあったが、トランプ大統領が中国習主席の書簡を受け貿易交渉に前向きな姿勢を示したことで安値から値を戻した。10日には米国の対中関税引き上げが決まったが、中国株の買い戻しが活発化し原油も連れ高となったが、欧米時間には小幅ながら戻り売られる格好で推移している。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事