シカゴトウモロコシは作付改善観測から弱基調転換

 米コーンベルトの天候回復をキッカケにして、作付遅れを好材料に急伸していたシカゴトウモロコシは急反落しており、9日には4月25日の安値に迫るほどの急落をみせ、2営業日で実に14セントも値を消している。

 アイオワに匹敵するトウモロコシの主産地であるイリノイの作付進捗率(5日現在)は10%(前週9%、前年68%、平年66%)で、一週間の農作業日数はたった0.2日しかなかった。ミネソタは6%(前週2%、平年42%)、インディアナは3%(前週2%、平年35%)、サウスダコタはゼロ%(平年29%)など、その他の主産地も長雨による過剰な土壌水分を映して、作付遅れは深刻な状態である。

 しかし、米コーンベルトでのトウモロコシのイールド悪化を防ぐための作付の他意味リミットは6月10日とされており、それまでの日柄はまだ十分残されている。それを前にしての米コーンベルトの天候回復がみられており、5月第3週目からは急ピッチな作付が実施されると想定される。前年も4月29日までの一週間で農作業日数が5.6日に回復し、作付進捗率も4%から一気に32%に改善した経緯もある。翌週の作付進捗率は74%となり、2週間で70%も進展しているが、機械の大型化によって急ピッチの回復も十分可能な状況にある。
 

 

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事