週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比1.80ドル高の63.85ドル、ブレント原油は1.88ドル高の71.07ドルとなった。

 前週末の原油相場は反発。米雇用統計で非農業部門雇用者数が19.6万人増と予想を上回ったことを好感し米株が上昇したことに連れ高となった。また、リビアの内乱リスクが高まり、ブレント原油が70ドルの大台を突破したことからショートカバーの買いが活発となったことも原油相場を大きく押し上げる要因となった。ただし、米稼働リグ数は前週から15基増加の831基となった。

 先週も強気相場継続だが高値警戒感から戻りは売られやすい局面となった。週明け8日は続伸、リビア情勢の悪化で年初来高値を更新した。翌9日は反落、米国とEUの通商協議でトランプ大統領がEUからの輸入品110億ドルに報復関税を課すことを改めて表明したことが重しとなったことに加え、IMFが2019年の世界経済見通しを3.5%から3.3%に下方修正したことも売りを誘う要因となった。10日は反発、EIAの週報で米原油在庫は702.9万B増加と予想の250万B増を大きく上回ったものの、ガソリン在庫が771万B減と急激な減少が続いていることが好感された。また、OPECの月報でベネズエラの3月の原油生産量が前月比28.9万B減の日量73.2万Bとなったことも支援要因となった。翌11日はOPECが7月以降に増産を検討しているとの報道から反落した。ただし、12日の東京時間では円安、株高を好感して東京原油はプラス引けとなった。

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