OPECプラス、3月は減産順守か!?

原油(WTI先物)反発。OPECプラスの減産への順守・延長期待などで。64.08ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1296.45ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)横ばい。9月限は11930元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。5月限は475.2元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで394.6ドル(前日3.4ドル縮小)、円建てで1425円(前日比6円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(4月12日 17時頃 先限)
4637円/g 白金 3212円/g 原油 47030円/kl
ゴム 192.5円/kg とうもろこし 23720円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPECプラス、3月は減産順守か!?」

昨日(4月11日)、IEA(国際エネルギー機関)が月次のレポートを公表しました。

IEAが集計する減産順守率が掲載されているため、減産が行われている期間は、JMMCが公表する減産順守率と合わせて注目しています。

以下は、OPECプラスが2018年12月に合意した削減予定量、これまでIEAが公表した1月以降の減産順守率、そしてそれらのデータから推計した削減量とOPECプラス全体の減産順守率です。

これによれば、OPECプラス全体で3月は124%となり、新しいルールとなって減産がはじまった1月以降、はじめて減産順守となりました。

OPECプラス全体の減産順守率は、OPECの配下の組織である減産監視委員会(JMMC)が公表しています。

2月は1月よりも高い、両月ともに100%に達していない減産非順守、という点で、筆者の推計と同じです。(JMMC版は、1月が83%、2月がほぼ90%)

次回のJMMCは5月19日であり、この際、3月と4月の減産順守率が公表されるとみられ、JMMCの公表でも3月はOPECプラス全体で減産順守となる可能性があります。

OPECプラス全体で減産順守となれば、“全体として”、足並みが揃った減産を行っているという点で、市場に安心感を与え、原油価格の上昇要因、かつ、安心感が減産を肯定することに転じ、6月で終了する減産を7月以降も継続するムードが強まる可能性が出てきます。

非OPEC側が100%に達していない(ロシアの減産への取り組みが十分でいない)点、OPEC側の100%達成はサウジの孤軍奮闘である(減産免除国は減産順守率と無関係である)点、など事象がどう変化するかも含め、今後も減産順守率の推移に注目していきたいと思います。

図:OPECプラスの減産の進捗状況 単位:千バレル/日量

出所:OPEC、IEAのデータより筆者推計

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