週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比2.44ドル高の62.44ドル、ブレント原油は1.10ドル高の69.19ドルとなった。

 前週末の原油相場は反発した。米高官が米中貿易交渉の進展を示唆したことで、貿易摩擦の改善による需要の高まりを連想し、WTI原油は60ドルを維持して引けた。

 先週も強気主導の流れが続いた。1日は中国の製造業PMI が50を上回り予想比大幅に改善したことや米中貿易交渉に対する期待、高値更新による投資家の買い増しなどが価格を押し上げた。また、ベネズエラの停電による産油量低下も材料としては支援した模様。翌2日も続伸した。真新しい材料に欠いたもののイランに対する追加制裁を米国が検討していることやテクニカルの買いで上値を伸ばした。翌早朝発表の米API統計では原油在庫が予想外に増加したものの、あまり値動きに繋がらなかった。翌3日は小幅ながら反落した。米EIA石油統計にて原油在庫が720万Bの大幅増加が示され下落局面も見受けられたもののガソリン在庫の減少やテクニカルな押し目買いで値を戻した。翌4日も続いて小幅に反落の値動きとなった。翌日の米雇用統計を控えていることや米在庫増加に対する慎重姿勢などから、強気先行気味の動きではあったが米国時間にマイナスサイドまで売られる展開となった。翌5日は東京時間は軟調推移となったが、欧州時間以降買われ、ブレント原油においては一時70ドルの節目を窺う展開となっている。

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