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天候相場本番を前にして、トウモロコシの出直り期待が台頭!?

 4月に入って米コーンベルトではトウモロコシの作付が始まる。作付の本番は4月下旬から5月中旬であり、まだ米農務省のトウモロコシの作付進捗率の発表はない。

 1日には3月31日現在の州別のクロップレポートが明らかにされたが、主産地の表土の土壌水分をみると、アイオワの過剰が62%(前年同期15%)、適度が38%(同73%)、イリノイの過剰が57%(同37%)、適度が43%(同60%)、ネブラスカの過剰が47%(同7%)、適度が51%(同73%)、ミネソタの過剰が60%(同36%)、適度が39%(同62%)、インディアナの過剰が49%(同52%)、適度が50%(同46%)、サウスダコタの過剰が42%(同3%)、適度が57%(同69%)。

 全般に過剰な状況が目立っており、これが作付序盤の作付遅れ観測を呼び込んでいるとみる。ただ、今後の天候次第で、作付が一気に進展する可能性もあるだけに、今後とも米コーンベルトの天気予報から目が離せない。

 作付期は土壌水分がやや過剰の方がいずれ急ピッチの作付進展も可能だけに、作付遅れで上昇しても、4月下旬から5月上旬にかけて値崩れするパターンも多い。

 ところで、3月29日に米農務省が発表した作付意向面積は9279.2万エーカー(前年度実績8912.9万エーカー)で、事前予想平均の9133.2万エーカーを大幅に上回り、2月下旬の米年次農業フォーラムで示された9200万エーカーも上回っている。アイオワやネブラスカの大洪水による作付ロスは現時点で100万エーカーと推測されており、これを差し引いても、事前予想平均を上回っているだけに、発表後のシカゴトウモロコシは急落し、大口ファンドのネットショートもかなりの高水準となっている。
 

 

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