金・原油見通し

 米連邦準備理事会(FRB)は20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を、投票メンバー10人の全員一致で年2.25~2.50%のまま据え置いた。パウエル議長は記者会見で「海外経済の成長鈍化が逆風となり、米経済も予想より減速している」と述べ、18年12月に続く追加利上げを見送った。

 先行きの政策シナリオを協議し、2019年の想定利上げ回数をゼロに引き下げた。FOMC参加者17人のうち11人が「ゼロ回」と主張した。

 今回のFOMCで示された見通し(SEP)は、景気見通しをさらに下方修正した。

 また、海外景気の減速を警戒し、米国債など保有資産の縮小も9月末で終了する。米国債については、本年5月以降は償還に伴う毎月の減少額の上限を、現在の300億ドルから150億ドルへ半減させた上で、本年9月末には減少を停止することを決定。

 マーケットは、FOMCを受けて、ドル売り・NY金買いで反応した。一方、ポンドが売られたため、ドルの下値は限定的となった。

 一方、英国を除く欧州連合(EU)27加盟国の首脳は21日、英国のEU離脱の延期を巡って協議した。メイ英首相が提案した「6月末」までの延期案を却下することで一致。現段階で下記のようなスケジュールが予定されているが、最終的な着陸点は不透明なまま。

■英議会 離脱協定案を可決の場合
5月22日(EU議会選挙の前日)まで離脱延期

■英議会 離脱協定案を否決の場合
4月12日まで離脱延期
 

 

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