OPECプラス、2カ月連続で減産順守できずと公表

原油(WTI先物)反落。米国の原油生産量が前週比で増加したことなどで。59.84ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1308.95ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)下落。5月限は11840元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。5月限は458.4元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで448.8ドル(前日3.8ドル拡大)、円建てで1596円(前日比8円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(3月22日13時頃 先限)
4651円/g 白金 3055円/g 原油 45420円/kl
ゴム 189.6円/kg とうもろこし 24440円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPECプラス、2カ月連続で減産順守できずと公表」

3月18日(月)、JMMC(減産監視委員会)が開催されました。その内容を前々回の「減産監視委員会が、総会並みの組織に!?」で書き、その際、1月と2月の減産順守率について触れました。

現在行っている減産は、2019年1月から始まっており、2018年12月のOPEC総会、OPEC・非OPEC閣僚会議で実施が決定されたものです。

それらの会合後、OPECプラス合計で日量120万バレル削減、そのうちOPECは80万バレル削減、非OPECは40万バレル削減、と報じられました。

厳密には、OPECプラス合計24カ国の中で減産に参加する国は、イラン、ベネズエラ、リビアの3つの減産免除国を除いた21カ国です。

また、以下の資料のとおり、減産に参加するOPEC11カ国は日量81万2000バレルを、非OPEC10ヶ国は日量38万3000バレルを、21カ国合計で日量119万5000バレル削減することになっています。

削減前の基準となる生産量は、原則、2018年10月のものです。(クウェートとアゼルバイジャンは2018年9月、カザフスタンは2018年11月)

先日のJMMCで、ブルネイとエクアドル、マレーシアの3カ国の基準となる生産量の調整が承認されました。(詳細な数値はプレスリリースでは不明)

このような内容で、ひとまずは6月まで減産が行われるわけですが、初月となった2019年1月、そして翌月の2月の減産順守率は、以下のとおり2月が90%、1月が83%であり、両月ともに減産順守とはなりませんでした。(100%以上で減産順守)

次回のJMMCは5月の予定です。JMMC(実質的にOPECプラス)が公表する減産順守率は、自らが自らの減産を評価する意味を持つため、注目すべき数値であると筆者は考えています。

引き続き、メディアは専門機関が公表する減産順守率を含め、減産の進捗状況に注目していきたいと思います。

図:減産の順守状況(JMMC公表) 単位:千バレル/日量

出所:OPECの資料をもとに筆者作成

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