減産監視委員会が、総会並みの組織に!?

原油(WTI先物)反発。OPECの減産継続観測などで。59.41ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの強含みなどで。1305.15ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。5月限は11970元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。5月限は457.2元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで466.6 ドル(前日0.9ドル縮小)、円建てで1671円(前日比3円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(3月19日16時40分頃 先限)
4658円/g 白金 2987円/g 原油 45560円/kl
ゴム 195.3円/kg とうもろこし 24140円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「減産監視委員会が、総会並みの組織に!?」

今回は、昨日(3月18日)に行われた減産監視委員会の内容に注目します。

減産監視委員会は、The Joint OPEC-Non-OPEC Ministerial Monitoring Committeeのことで、JMMCと略されます。

2017年1月からの協調減産開始の際に誕生しました。

JMMCは、減産に参加するOPECプラス(24カ国)の一部の国で構成される、OPECプラスの配下の組織と言えます。

減産の進捗の確認・評価、減産順守率の公表、OPECプラスの重要な方針を決定する際に用いる分析や見通しの提供などを行っています。

昨日のJMMCでは、2019年1月から新たなルールで始まっている減産の減産順守率が公表されました。OPECプラス全体で1月は83%、2月が約90%となりました。(100%を下回り、減産非順守)

また、今後の産油国会合のスケジュール変更がなされました。昨年12月の総会で次回の総会を2019年4月に行うことになっていましたが、これらが取りやめになり、その代りに5月にJMMCが行われることになりました。

さらに、JMMCの参加国に変更がありました。サウジとロシアがもともと参加していましたが、昨年OPECの議長を務めたUAEがJMMCに参加することになりました。

JMMC参加国は、24カ国のうち10カ国となり、さらにOPECの議長を務めたUAEが参加することとなたことは、JMMCが事実上、OPEC・非OPECともに参加する総会並みの重要度を持つ組織体になったと言ってもよいと筆者は考えています。

その意味では、4月の総会は取りやめになったものの、5月にJMMCが行われることとなったことは、4月の総会が5月に延期になったと言えそうです。

次回のJMMCは5月です。JMMCの存在感が強まったことを念頭に、引き続き、それらの動向に注目したいと思います。

図:2019年3月18日の減産監視委員会について

出所:OPECの資料より筆者作成

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