IEAはOPEC・非OPEC、ともに2月は減産非順守とした

原油(WTI先物)高止まり。米稼働リグ数の若干の減少などで。58.59ドル/バレル近辺で推移。

金強含み。ドルインデックスの弱含みなどで。1299.35ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。5月限は11840元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。4月限は451.5元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで470.9ドル(前日1.5ドル縮小)、円建てで1685円(前日比5円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(3月18日14時頃 先限)
4646円/g 白金 2961円/g 原油 45300円/kl
ゴム 193.4円/kg とうもろこし 24170円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「IEAはOPEC・非OPEC、ともに2月は減産非順守とした」

3月15日(金)、IEA(国際エネルギー機関)は石油マンスリーレポート(OMR)を公表しました。IEAは情報源として比較的信頼できる機関と言われています。

前回の「OPECは2月、減産順守の模様 減産免除国の生産減少も継続」で、先週14日(木)にOPECが公表した月報をもとにOPEC11カ国の2月の減産順守率を推定しました。

その際、OPEC11カ国で約105%と、2月は減産順守となった模様、と書きました。

一方、IEAはOPEC11カ国の2月の減産順守率を94%とし、減産順守には至らなかったとしました。

原油生産量をはじめとした原油、および石油製品に関わるさまざまな情報は、一般的な経済指標と異なり、公表する機関によって大差はないものの異なります。

このため、減産順守率を計算する際の基準となる生産量が機関によってまちまちになるため、削減量が同じでも、減産順守率は異なることになります。

このような経緯で、2月の減産順守率は海外主要メディアの公表値や筆者の推計では100%を超えたものの、IEAのデータでは100%に達せず、となったわけです。

ただ、2月の減産の順守状況については、100%前後だった、つまり、ギリギリ順守できたかできなかったか、という状況なのだと考えられます。

この件については、今晩(3月18日夜)、減産監視委員会が開催されることになっており、おそらく、1月と2月の減産順守率が公表されるとみられます。

減産監視委員会が公表する減産順守率は、2017年1月から2018年12月まで行われた減産時の経緯から考えれば、減産に参加している国全体(OPECプラスで減産に参加する21カ国)のものになるとみられます。

OPECプラスの一部の国で構成される減産監視委員会が減産順守率を公表する、ということは自らの減産を評価することになるだけに注目が集まります。

図:OPEC・非OPECの2月と1月の原油生産の状況 単位:千バレル/日量

出所:IEA、OPECのデータをもとに筆者作成

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