OPEC減産幅拡大で今後供給不足に

 3/14にOPECから発表された月次報告によると、2月のOPEC産油量は日量3054.9万バレルと前月から22.1万バレルの減少となり、今年に入っての減産幅は100万バレルを超える。個別ではOPEC盟主サウジアラビアの産油量が日量1008.7万バレルと前月から8.6万バレル減となり、協調減産のリーダーシップを発揮、サウジのやる気、真剣さが伝わってくる。米国制裁中のイランが日量274.3万バレルとほぼ横ばい。同じく独裁政権で米国制裁中のベネズエラの産油量が日量100.8万バレルと前月から14.2万バレルの大幅減少、世界最大規模の埋蔵量を誇るが2、3年前の生産量に比べほぼ半減、ひどい減り方だ。

 また3月OPEC月次報告の2019年世界石油需要見通しは、日量9996万バレル(前年比+124万)と、世界的な景気減速、不透明感から前月から4万バレル下方修正とした。非OPECの生産量を6950万バレル(前年比+233万)の増産見通しでOPEC生産量は3046万バレル(前年比-109万)あればバランスするとした。となれば、2月の産油量から、あとちょっと8万バレル程度減らせばバランスすることになる。3月4月のサウジアラビア産油量は日量1000万バレル以下までさらに減産させることをサウジ・ファリハエネルギー相は表明しているので逆に供給不足となるのではないか。さらに報道によると4月のOPEC臨時総会でも協調減産は継続される方向で話が進むと見られている。
 

 

 

 

 

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