週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比0.69 ドル高の57.65ドル、ブレント原油は0.16 ドル安の66.91ドルとなった。

 前週末は小幅上昇。米中通商協議に対する楽観的な見方や、中国、欧米の主要株価の上昇からリスク資産である原油も買われる展開となった。米国内のリグ数が4基減少したことも支援要因となったが、週末を控え上げ幅を縮小した。

 先週はトランプ米大統領のOPECへの批判から売りが先行したが、その後は押し目買い優勢となり行って来いとなった。週明け25日は大幅下落。トランプ米大統領がOPECに対して原油価格が高すぎると批判したことが相場を圧迫した。また先週までの上昇から利食い売りも出たと思われる。26日は小反発。トランプ米大統領の原油価格への批判に対し、OPECが過去5年平均の在庫水準まで減産を継続するとのことから買いが優勢となった。ドルがユーロに対して下落したことも支援要因となった。朝方に発表されたAPI統計では原油在庫が積み増し予想に反して減少となった。27日は続伸。EIA週報において、280万B増加予想に対して864万Bの取り崩しとなったことが相場を押し上げた。サウジのエネルギー相が原油価格を抑制しようとする米国の圧力を意に介さない発言をしたことも材料視された。28日も続伸。前日のEIA週報の在庫減少の流れを引き継ぐと、GDP統計が予想よりも良好であったことから買いが優勢となった。

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