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引き続き、原油市場はトランプバズーカを警戒しなければならない

原油(WTI先物)反落。米国の原油生産量の増加などで56.70ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1324.35ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。5月限は12500元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。4月限は439.7元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで452.7ドル(前日1.4ドル拡大)、円建てで1610円(前日比3円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2月28日17時頃 先限)
4693円/g 白金 3083円/g 原油 44640円/kl(5月限)
ゴム 200.8円/kg とうもろこし 24530円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「引き続き、原油市場はトランプバズーカを警戒しなければならない」

前回「原油版トランプバズーカが放たれた理由」として、トランプ大統領が高いと感じると予想される原油価格の値位置について書きました。

その際、過去のトランプ大統領のツイートにあった“was just $82”についてふれ、“82ドル”が過去12カ月平均ベースでみて、リーマンショック直前直後につけた高値と安値のちょうど中間にあたると書きました。

以下がそのグラフです。12カ月平均であるため、実際の値動きの高値と安値が平準化された形状になっています。

82ドルを“かつての高値”と感じているとすれば、グラフ内でオレンジに塗った箇所、82ドルを中心とした58ドル~107ドルの価格帯そのものを高いと感じている可能性が出てきます。

この考えにもとづけば、トランプ大統領は足元の原油相場の上げ下げを気にしつつ、長期的な視点で原油相場を見ている可能性があります。

トランプ大統領が、就任後はじめてOPECや原油相場の上昇をけん制するツイートをしたのは、2018年4月20日でした。過去12カ月平均で55ドルを超え、徐々に58ドルに迫ってきたころでした。

そして2018年6月、トランプ大統領は2度もOPECや原油相場の上昇をけん制しました。過去12カ月で原油価格は58ドルを超えたタイミングでした。

2月28日現在、過去12カ月平均はおよそ63ドルであるため、すでに警戒水準にあると言えます。

その意味では、実価格が57ドル台後半で推移していた2月25日になされたツイートは、これ以上、12カ月平均価格で58ドルを下回るタイミングを遅らせないようにする意味を含んでいたと考えられます。

現在も引き続き、トランプ大統領の高値警戒水準内にあるとみられること、そして実価格が58ドルに差し掛かると12カ月平均が引き上がることをけん制するようにツイートがなされる可能性があることに、留意するべきだと筆者は考えています。

図:WTI原油価格の過去12カ月平均と実価格 単位:ドル/バレル

出所:CMEの情報をもとに筆者作成

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