週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比2.42 ドル高の56.96ドル、ブレント原油は2.32 ドル高の67.07ドルとなった。

 前週末は上昇した。イランやベネズエラの減産に加え、サウジの海上油田の停止が伝わり供給逼迫懸念を高めることとなった。また、 米中摩擦改善期待から株価指数が高値更新を続けたことも支援となった。

 先週はペースは鈍化したものの高値更新の展開となり、原油独自の真新しい材料には欠いたが、米中摩擦改善期待を受けた株価の上昇に連れる展開が続いた。週明けは18日は、米国市場がワシントン誕生日で休場のなか動意に欠く展開で小動きとなった。東京時間、中国の新車販売が減少したことから小幅に売りが優勢となった。翌19日、20日も両日、真新しい材料に欠く展開となったが、イランやベネズエラ等の供給懸念や株式市場の上昇に連れ、小幅に値を戻す展開となった。なお、日本時間21日早朝に発表されたAPI統計では原油在庫が320万増加と予想と概ね一致し、相場にはほぼ無風であった。翌22日は小幅に反落した。EIA石油週報で原油在庫が+367万Bと予想を上回る増加が示されたが、ガソリンと留出油の減少が支えとなった。ただし米原油生産が1200万B/Dと過去最高水準を更新したことや、株式市場も利食い売り等から反落したこともあり上値は重かった。しかし、翌22日は株価の反転を好感し、原油も高値を上抜いたテクニカルの買いから小幅に反転して推移している。

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