週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比2.32 ドル高の54.54ドル、ブレント原油は3.50 ドル高の64.75ドルとなった。

 前週末は、米中協議に対する懸念から株安となり、リスク回避の動きから売りが先行した。またリグ数の増加も圧迫要因となったが、安値では押し目買いが入り小幅高まで値を戻した。

 週明け11日は反落。国内市場は休場。トランプ大統領が3月1日の対中関税引き上げ期限までに首脳会談をすることはないとしたことで、引き続き米中協議の先行き不透明や景気減速による石油需要下振れ懸念が重しとなった。12日は反発。サウジが3月の原油生産を一段と減らし、日量約980万Bとすると述べたことや、トランプ大統領が関税引き上げの延期を示唆したことで、米中協議への期待感が相場を押し上げる要因となった。13日は続伸。EIA統計で原油在庫が市場予想の+240万Bを上回る+360万Bとなったが、引き続きサウジの減産計画や米中協議への期待感が支援要因となった。ただ、前日にEIAが発表した月報で米原油生産量の見通しが引き上げられたことは重しとなった模様。14日も続伸。米国の12月小売売上高が大幅に落ち込んだことで世界的な景気減速や石油需要の下振れ警戒感から売りが先行した。その後は米株式が安値から切り返したことや、北京で行われている米中通商協議への期待感、対ユーロでのドル安から反発となった。

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