東京原油はしばらくもみ合い

 1月31日にロイター通信が明らかにした1月のOPEC産油量は日量89万バレル減の日量3098万バレルで、最大の産油国であるサウジは35万バレル減の日量1025万バレルとなり、1月からの減産目標水準である日量1031.1万バレルを下回っている。ただし、減産義務のあるOPEC11か国のうち、減産目標を達成したのは5か国に過ぎず、イラクなどは5万バレル減の日量465万バレルとなり、減産目標の451.2万バレルを上回っている。減産義務のある11か国の産油量合計は日量2618万バレルで、減産目標の2593.7万バレルを上回る結果となっている。

 サウジの減産からは、減産に対する本気度が伺えるものの、減産に対する足並みの乱れを露呈している。

 この発表後、しばらく海外原油は動意薄だったが、時間の経過とともに買い材料に評価され、WTI期近3月限は55.37ドル、ブレント期近4月限は62.46ドルの高値を示現している。

 ただ、米EIAが発表した11月の米国の原油生産が前月比35.4万バレル増の日量1190万バレルとなり、前年比17.8%も急増したことを示されると、海外原油は揃って急落し、高値から2ドル近くも急落した。急落局面では、減産目標に足並みの乱れも売り材料視されたとみられる。
 

 

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