世界の石油需給バランスと原油価格の過去5年間を確認

原油(WTI先物)反発。米国によるベネズエラへの制裁でベネズエラからの供給が減少する思惑が強まったことなどで。53.76ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1283.35ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。5月限は11610元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。3月限は430.8元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで476.3ドル(前日1.4ドル拡大)、円建てで1677円(前日比3円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場(先限)は以下のとおり。(2019年1月25日17時20分頃)
4520円/g 白金 2843円/g 原油 41080円/kl
ゴム 182.1円/kg(5番限) とうもろこし 22660円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「世界の石油需給バランスと原油価格の過去5年間を確認」

先週の火曜日に米エネルギー省(EIA)は、短期見通し(STEO)を公表しました。

その中に収録されている世界の石油の供給量と消費量のデータから、世界の石油の需給バランスを計算しました(供給量-消費量)。

世界の石油需給バランスに原油相場の推移を重ねたのが、以下のグラフです。

足元の原油相場の反発の背景に、世界の石油需給バランスが4カ月ぶりに供給不足になったことが挙げられます。

供給不足は需給の引き締まり感を強め、原油相場の上昇要因になることがあります。

逆に、供給過剰は需給の緩和感を強め、原油相場の下落要因になることがあります。

2014年後半から2016年末にかけて発生した逆オイルショック(大規模な原油価格の下落・低迷)の際、大幅な供給過剰が1年以上続いていたことがわかります。

また、2017年初旬からから2018年前半にかけて、原油相場が上昇した際、供給不足が断続的にみられていたことがわかります。

このように見てみると、長期的な原油相場の動向には世界の石油需給バランスの動向が深く関わっていると言えます。

需給バランスは“供給-消費”で計算されます。

今後、供給不足、つまり需給の引き締まりには、何を言ってもOPEC+の減産が順守されること、そして米中貿易戦争などの激化によって消費が減少しないことが重要だと思います。

引き続き、需給バランスと原油相場の動向に注目していきたいと思います。

図:世界の石油需給バランス(左軸)と原油相場の推移(右軸)

出所:米エネルギー省(EIA)のデータより筆者作成

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