OPECの1月の産油量発表待ち

 24日に米EIAが発表した週間石油在庫統計で、原油在庫は前週比797.0万バレル増、ガソリン在庫は同405.0万バレル増、中間留分在庫は同61.7万バレル減となり、石油在庫全体では前週比669.5万バレル増を記録している。これで4週連続の石油在庫の大幅増加となり、過去4週で増加した幅は3956.9万バレルに達した。これは、昨年10月から11月に米国が実施した戦略備蓄在庫の放出期間でもみられなかったことで、1か月の増加幅としては過去最高である。

 特に期間中のガソリン在庫の大幅増加が目立っており、4週合計で2650.9万バレルも急増している。前年同期の製油所稼働率は94.0%だったが、今回は95.2%。また、ガソリン需要は前年同期で日量870.8万バレルながら、今回は日量869.8万バレルにとどまっている。つまり、製油所の稼働率がアップしたにもかかわらず、ガソリン需要が落ち込んだため、ガソリン在庫の急増につながったといえる。また、原油生産の増加によって、製油所稼働率以上に、ガソリンの供給が膨らんだためとも考えられる。

 しかしながら、今回もこの弱気な在庫統計を無視する格好で、WTIは買い直され、期近3月限は53ドル台を回復している。これといった買い材料は見当たらない中、強引に買い進まれた反動安を週末にかけては予想される。
 

 

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