パーミアン地区は、OPEC第3位級の生産量

原油(WTI先物)反落。米中貿易戦争等の各種リスクを意識した消費減少懸念などで。52.29ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1279.35ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)変わらず。5月限は11610元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。3月限は425.7元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで482.7ドル(前日5.0ドル縮小)、円建てで1694円(前日比変わらず)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(1月24日17時40分頃 いずれも先限)
4500円/g 白金 2806円/g 原油 40440円/kl
ゴム 181.5円/kg とうもろこし 22860円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「パーミアン地区は、OPEC第3位級の生産量」

今週火曜日に米エネルギー省(EIA)が公表した米シェールオイル主要地区における原油生産量の“規模”に注目します。

米シェール主要地区とは、前回の「米シェール主要地区の原油生産量、はじめて日量800万バレルに到達」で述べた7つの地区です。

その7つの中で最も生産量が多いのが“パーミアン地区”です。

以下のグラフはパーミアン地区の生産量の他、比較のためイランとイラクの原油生産量を掲載したものです。

(厳密には、パーミアン地区の原油生産量には、「米国の原油生産の強みを再確認できる原油生産の“内訳”」で述べた、リースコンデンセートを含み、イラクとイランの原油生産量には含まれていません)

イランの生産量は米国の制裁再開に向けた動きによって昨年夏以降、減少しています。

減少する過程で、パーミアン地区の原油生産量が、イランを追い抜きました。

現在OPECは14カ国で、生産量1位はサウジ、2位がイラク、3位がイランです。

すでに、パーミアン地区の原油生産量はOPEC3位の規模となっていると言えます。

イラクはパーミアン地区よりも生産量は多いのですが、2019年1月から6月まで減産を実施することになっており、「現在の減産体制における各国の削減幅」で述べたとおり、イラクも個別の削減目標を持っています。

このため、イラクは少なくとも6月までは生産量を増やしにくい状況が続きます。

さらに今後、パーミアン地区の原油生産量が増加した場合、同地区がイラクを上回る可能性も出てきます。

パーミアン地区の原油生産量の動向に、引き続き、注目したいと思います。

図:米シェールオイル主要地区合計およびイラク、イランの原油生産量
  単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータより筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事