米シェール主要地区の原油生産量、はじめて日量800万バレルに到達

原油(WTI先物)反発。米シェール主要地区の開発関連指標が低下したことなどで。53.16ドル/バレル近辺で推移。

金小動き。ドルインデックスが小動きであることなどで。1283.45ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反落。5月限は11635元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反落。3月限は430.7元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで489.1ドル(前日比1.3ドル縮小)、円建てで1717円(前営業日比24円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(1月23日15時頃 いずれも先限)
4513円/g 白金 2796円/g 原油 40960円/kl
ゴム 185.0円/kg とうもろこし 22890円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米シェール主要地区の原油生産量、はじめて日量800万バレルに到達」

1月22日(火)、米エネルギー省(EIA)は、米シェールオイル主要地区の各種データを公表しました。

おおむね毎月3週目の火曜日に公表される「掘削稼働性レポート(Drilling Productivity Report)」には、米シェール主要地区の原油生産量や、生産効率を示す1油井あたりの原油生産量の他、リグ数、掘削済井戸数、仕上げ済井戸数、掘削済・未仕上げ井戸数、などさまざまな情報が収録されています。

EIAは全米にシェール主要地区が7つあるとしています。

カナダと接するノースダコタ州とモンタナ州にまたがるバッケン地区、テキサス州にあるイーグルフォード地区、テキサス州とその周辺の州にまたがるパーミアン地区、ヘイネスビル地区、アナダルコ地区、ユタ州とその周辺に広がるナイオブララ地区、そして米東部アパラチア山脈付近のアパラチア地区です。

以下のグラフはこれらの7つの地区の原油生産量の合計を示したものです。

2018年12月は、統計史上はじめて日量800万バレルを超えました。(暫定値)

2014年後半から2016年後半にかけて発生した逆オイルショックの時は、コスト割れにより石油業者の活動が停滞したことで一時的に生産量が減少しました。

しかし、その後は技術革新などにより増加のペースを速め、現在に至っています。

現在、OPECと一部の非OPEC、合計24カ国(削減目標を持っているのは21カ国)によって減産が行われていますが、米国の原油生産量の増加が、減産の効果を薄める可能性があると言えます。

2018年12月時点で、米国全体の原油生産量に占める米シェール主要地区の原油生産量の割合はおよそ68%で、シェールが増えれば全米が増える、という構図になっています。

OPEC減産の効率に関わる米シェール主要地区、米国全体の原油生産量の動向に、引き続き注視していきたいと思います。

図:米シェール主要地区の原油生産量の推移と前月比
  単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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