週刊石油展望

 前週末のWTI原油は先週比6.92ドル高の52.56ドル、ブレント原油は8.42ドル高の61.55ドルとなった。

 先週末のWTI原油は先週比0.19ドル高の52.75ドル、ブレント原油は0.38ドル高の61.93ドルとなった。

 前週末は反落。米株式が売り先行となったことや、連騰していたこともあり、週末を控えた利食い売りに押される展開となった。またドル高も圧迫要因となったが、OPECによる減産は相場を下支えする形となった。

 先週は週明けに大きく下げる場面もあったが、その後は持ち直し、方向感に欠ける動きとなった。週明け14日は国内市場は休場であったが、海外市場は続落。中国の12月貿易統計において、事前予想に反して輸出入ともに弱く、世界的な景気減速懸念が強まったことや、先週の上昇もあり利益確定の売りも出やすい展開となった。ただ、石油需要の下振れは今のところみられず、12月の中国の原油輸入量は過去最高水準を上回って推移している。15日は反発。中国政府が大規模減税を行い、景気を下支えする方針を打ち出したことで景気減速と石油需要下振れ懸念が後退した。加えて、米株式の上昇も支援要因となり、上げ幅を拡大する動きとなった。16日は続伸。EIA週報で原油在庫の取り崩し幅が予想をやや上回ったが、ガソリンや留出油は予想を大幅に上回る積み増しとなり一時売られる場面もあった。しかし米中貿易戦争に対する警戒感が後退していることや、中国の景気刺激策への期待から反転する展開となり、また年末の急落以降、米株式の戻りが続いていることも支援材料となった。17日は反落。米国の石油製品在庫の急増や世界的な需要減退懸念などを背景に売りが優勢となった。米国内の原油生産量が日量1200万Bに近づいており、記録的な高水準であることも重しとなった。

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