過去の出来事や不況と金価格の動き

 米国の債務の対GDP比率は100%を超えて危険水域に達している。この水準は歴史的に多くの国で通貨価値が下落し、信用崩壊が生じるバナナ共和国スタイルの政府信用危機に入る段階となる。2013年以来米国の比率は100%近くになっていたがそれが低下することはなかった。昨年来ドルは概して他通貨に対して強かった。しかし我々は重大な変化が起きるリスクはかなり高く、金を購入するには良い時期になりつつあると思っている。

 2018年の金は▲1.6%安で、株価S&P500の▲4.4%安より低かった。S&P指数は、平凡な株式の価格を一般的に上回ると考えられており、多くの投資家はS&P指数を株価の下落と受け止めている。昨年金はスイスフランと日本円を除く全ての通貨のパフォーマンスを上回った。金はまた昨年0.9%上昇した米国10年債価格とも競合している。

1)金は歴史的に市場にストレスがかかった時の株価を上回るパフォーマンスを出している。以下の表は1987年以来の11の株価下落を示している。これらの時に、S&Pが平均▲19.4%下落している時に金は平均+6.8%上昇している。
 

 
2)1970年代以来の6回の不況期に金価格は平均20.8%上昇している。
 

by Tocqueville Gold Strategy 2018年第4四半期レポート
 

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