第26回 ストキャスその7、『ストキャスティクスの具体的仕掛け時と騙しへの対応!』

(図3)ストキャスを利用した売りの仕掛け時

□S%Dが90超えまで上昇した後、そのS%Dが80を割ってきたとしたら、それは相当流れが変わってきたことを意味する。大雑把な例をあげると%Kが100・90・80・70・60と変化をしていって初めてS%Dは80となるのだからね。

■えーと、100・90・80の平均で%Dが90、90・80・70の平均で%Dが80、80・70・60の平均で%Dが70、その3つの%Dの平均でS%Dが80というわけですね。

□さすが。わかってきたね。
もちろん、ここから価格が戻して高値を更新していくことも可能性としてはあるが、下がる可能性の方が圧倒的に大きくなっている。だからここが重要な仕掛け時(=売りシグナル)となるのじゃよ。

■なるほど、世間一般に知られている『80を越えたら買われすぎだから売り』などというシグナルは上昇過程の初期に現れちゃいますよね。ということは、そこで売ると大失敗をしちゃう。でも、今回の、『いったん上昇トレンドを確認した後、S%Dが80を下回った』となると、これはもう上昇エネルギーが消滅して、下降トレンドに変化しだしたところということになるわけですね。

□そゆこと。もちろん、すべてのテクニカル指標に騙しがあるように、これも騙しがあるがね。後で、その克服法も教えよう。

■さすが、講師。ありがとうございます!

2.ストキャスの買いシグナル

□その前に今度は底打ちの場面で考えてみよう。
まず、長期の下降トレンドがあるとする。そこでは%K、%D、S%Dはどうなる?

%Kはもちろんのこと%DもS%Dも0近くになるというのが長期の下降トレンドですね。しかも1日だけでなく、連続して。

□だね。で、まず、%Kが5を割り込み、その後S%Dが10を割り込むまで下落する相場を探す。まさしく下降トレンドだ。

そこから価格が上昇に転じるとする。すると%Kは上昇していく。それにつれて%DもS%Dも上昇していく。S%Dが20を超えたとするとそれは下降トレンドが上昇トレンドに変化しだしたというところ。そこが重要な買いシグナル。

(図4)ストキャスを利用した買いの仕掛け時

■なるほど。
□さて、騙しの克服法。

■これはうれしいです。こういう話なかなか聞けないですね。騙しについて書いてあるテクニカル分析の解説ってほとんど見かけないです。

□えっへん。

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