米国の原油生産量の増加は止まったのか!?

原油(WTI先物)反発。OPEC+の減産への期待などで。51.20ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1290.75ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)横ばい。2019年5月限は11535元/トン近辺で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)下落。2019年3月限は416.4元/バレル近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで482.4ドル(前日3.8ドル縮小)、円建てで1676円(前日比4円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

東京市場は以下のとおり。(2019年1月15日16時30分頃 いずれも先限)
4495円/g 白金 2819円/g 原油 39370円/kl
ゴム 182.7円/kg とうもろこし 23080円/t

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米国の原油生産量の増加は止まったのか!?」

米国のエネルギー省(EIA)が公表する週間石油統計によれば、2019年1月4日時点のアラスカとハワイを除く米国の48州の原油生産量は、日量1120万バレルとなり、過去最高水準を維持しました。

過去最高水準を維持といっても、2017年以降、ハリケーンの到来などで一時的に減少したことを除けば、シェールブームに乗り勢いを持って増加してきた米国の原油生産量の増加傾向に陰りが見えたことを感じさせる状況です。

直近で日量1100万バレル台に達したのは、2018年11月2日のことで、この日の生産量は日量1110万バレルでした。その後、翌週の11月7日に日量1120万バレルに増加しました。

しかしその後は、日量1120万バレルが数週間続き、12月に2度、1110万バレルとなり、年末年始を挟んで再び1120万バレルとなるなど、一進一退、まさに高止まり・頭打ちとなっています。

頭打ちの背景として考えられるのは、そのような傾向が見られ始めた2018年11月、つまり原油価格が前月10月の上旬から下落してきている最中に起きたことであるため、原油価格の下落・シェール業者の活動縮小、という動きが強まった可能性があります。

しかし、昨年1月もやや生産量が減少していることなどを考えると、例えば厳冬で生産施設が想定通りに稼働しなかった、あるいはクリスマス休暇で生産が減少したなど、季節的な要因によって一時的に減少している可能性も否定できません。

米国の原油生産量の増加が止まれば、OPEC+の減産の効果が上がるとみられ、世界の石油需給バランスを引締め、原油価格の上昇要因になると考えられます。

引き続き、週間石油統計から目が離せません。

図:米48州の原油生産量の推移 単位:千バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータより筆者作成

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