ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の取引量は、一日当たり約1.5トン~約17トン。1月10日付の価格は、キロあたり43.17~43.87バーツ、RSS3号タイ主要港2月積価格は156.5~157.5セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月20日現在の11,963トン(前旬比157トン減)。

◆展開予想

 日本市場の年末休暇中、南シナ海で台風1号が発生。タイ南部への上陸が確実となり、上海・産地市場が悪天候による供給懸念に上伸。東京ゴムRSS市場は大発会から急騰した。台風1号による天然ゴム生産への被害は軽微であったものの、米中通商協議が始まり貿易戦争終結への期待に原油市場が高騰、東京ゴムRSS市場も一段高となり、先限は昨年6月6日以来の187.2円まで上昇した。しかしながら、米国の利上げ観測後退に米国ドルが軟化、為替は円高傾向に振れ、東京ゴムRSS市場の割高感が広まり「大量の新規貨物の入着懸念」に反落。1月11日の正午現在、RSS先限は184.0円前後、TSR先限は153.0円前後での取引となっている。週の高値はRSS187.2円/TSR158.3円、安値はRSS172.1円/TSR151.3円。

 東京RSSの単純移動平均は短期線が80近くまで上昇した後、60台前半まで反落。更なる下落が予想され、また、一目均衡表においても雲との乖離は30円近く、目先、この急騰局面に対しての修正安が継続すると考えられる、短期的な取引レンジは173~183円となるだろう。

 12月限納会で供用期限在庫が一掃されたことで、当限1月限の受越が比較的強く、その一方で、2月限以降が新規貨物の入着懸念に上値を抑えられ全限がフラットな状態となっている。1月に入り約2千トン程度の新規受渡貨物が確認されていることで当限の上値は圧迫され、また、2月限以降に順次新規入着貨物が到来するようであれば、2月限以降の限月の鞘は拡大し、当先の順鞘幅も再び20円台に拡大する可能性が高い。
 

 

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